自腹でプチ外構施工を検証。費用は?|インターロッキングDIY

玄関まわりを広く使う為にプチ外構工事を実施してみた

ハウシアIT担当のHです。
今回、ハウシアの協力を得て、自宅の小規模な外構工事にチャレンジしてみました。

外構工事をやろうと思ったきっかけ

IT担当Hの自宅は、東京都下にあり、いわゆるパワービルダー製の建売り住宅です。

この家は花壇スペースが多く取られているが、我が家はあまり植栽やら草花の育成に関心が高くない為、どちらかと言えばこれらは不要な設備であり、無駄なスペースとなっていました。

さらには住宅ローン減税申請の確定申告時に計算してわかるのですが、都下だけに無駄に土地の値段が高い為、家屋よりも土地の資産価値の方が上となるわけです。

  • この使わない土地(庭回り部分)に対して毎年多額の固定資産税を納めることにどうも納得できない
  • であるならば、「自転車を停めたり、モノを置けるようなスペース」として活用すべき

との想いに動かされて、ハウシアに外構工事の相談を持ちかけることになった次第です。

DIYではできなかったのか?

確かに、その選択肢は検討すべきであり、費用的にも圧倒的にリーズナブルです。
しかし下記2点の理由より専門業者に頼るしかありませんでした。

  • ドリルを使うような大掛かりな掘削が個人ではできかった
  • DIYで施工したとしても、ブロックがらや残土を個人では処分できなかった

というわけで、以下、プチ外構工事の始めから終わりまでを通したレポートとして共有したいと思います。

プチ外構工事の流れ

事前確認と見積もり

まずは、工務店のスタッフと顔を合わせて打合せをします。

ほとんどの場合、建物の図面を工務店に事前に提供してから打合せを行うことになるでしょう。
その後、施工部分の確認を行い、見積もりの為に、施工の範囲を計測します。

見積はどのように出るのか?

工務店数社から頂いた見積を並べて見るに、下記2種類の見積記載スタイルがあるようです。

①施工面積に比例する費用
例えば、「ブロックの敷きならべ」の作業費用は以下のように記載されます。

 費目:インターロッキング敷きならべ
 サイズ:10㎡
 単価:¥10,000  (※単価は例)
 合計:¥100,000

②「一式」で提示される費用

残土処理やコンクリートブロック破砕などの作業は、一式での記載となります。

 費目:廃材処分費
 一式合計:¥50,000 (※費用は例)

外構工事施工の様子

続いては、約1週間程度の施工期間における、工事実施内容について。

実際の工事を見るまでは「ブロック敷きならべるだけ」かと思っていましたが、予想以上に様々な作業があり、職人さんの大変さを実感しました。

掘り返し

なるべく利用可能スペースを広げたかったので、花壇だけではなく、縁側の踏み台(沓脱石)も撤去します。

工事開始前の写真。芝生の生えた花壇部分と、右側の踏み台を撤去します。

ドリルとハンマーを使い、踏み台を撤去中。予想外にしっかり作られており(笑)撤去には意外に手こずったとのこと。

外構に図面ナシ。掘ってみないとわからない

実は、家屋と違い外回りの部分は図面に詳細には記載されていない為、土の中がどうなっているのか掘ってみないと分からないそうで、下記に実際に工事してみて分かったこと何点か。

(その1)花壇部分の残土を撤去すると、玄関ステップのタイル地が足りなくなってしまい、タイルの追加施工が必要となった。

(その2)屋根からの雨水を雨水桝(ます)へ流し込むパイプが埋められており、インターロッキングのブロックを敷くには邪魔になるため、さらに深くパイプを埋設することに。

職人二人で1日かけて掘り返しを終了(左)。右側は花壇の囲み部分のコンクリートブロックも破砕し終えたところ。麻袋に入った残土、がれきの量も思った以上に膨大です。(DIYでやらなくて良かった、、)

工事中は小石が飛んだりする可能性もあるので、隣接するお隣の自家用車にもカバーを掛けるなどの対応を頂いた。こういう配慮を全ての工務店がやってくれるとは限らないので、事前に依頼をしておいた方が良いでしょう。

インターロッキング敷きならべ

ここからいよいよ、外構工事らしい部分です。
ふち側となる部分からブロックを並べる。そこからはあっという間に、街中で見かけるような二色模様入りのブロック敷きならべが完成していました。

DIYでやるとすると、ホームセンターで様々なレンガを入手することなると思いますが、今回は工務店の提案で「エスビック」という専門メーカのインターロッキング向けのブロック材を利用することにしました。
色の組み合わせと、配分比率も決められるらしいが、正直シロウトには仕上がりイメージが沸かず、カタログを見てもピンとこなかったので、工務店のアドバイス通りに決めた次第です。

参考:エスビックWEBカタログ
https://www.s-bic.co.jp/product/product_list/8

DIYでは不可能な職人技の数々

埋め込み型ライトもエスビック製。そこそこ高いオプションだったけど、実は自分では最も気に入ってます。
ソーラー式なので電源は不要。夜も結構光ってくれてます。職人さんも器用にブロックの間に組み込んでくれたよね。(当方センスなく、何も指示していません)

このブロック加工も、個人DIYだと絶対できないヤツです。すごいなぁ。

外構工事をやってみてわかったこと

一般人にとっては、外構工事はほとんど目にすることがないので、最初から全てを理解して外構工事の契約、施工を行うことは正直不可能だと思います。
工事を終えての振り返りにて、参考となりそうないくつかのポイントを述べたいと思います。

外構工事費は安くない(とくに廃材処理)

ざっくり言うと、施工面積約10㎡で、総工費約60万円(税抜き)でした。

リフォームや外構、と言えば一声「数百万」と聞きますから、プチ外構としては安いかもしれませんが、やはり庶民にとって50万円と言えば、洗濯機やらエアコンやらの家電買っても、家族旅行いくにしても十分な予算ですから、やはり気軽に出せる額ではないですよね。

驚きなのは、下図の工事費内訳の割合で、
工事のメインである「ブロック」や「ライト」などの設置施工の費用とほぼ同様の費用が、廃材処理の費用として発生してしまうという事実です。

外構工事やるなら「新築時にやってしまうこと」がベストと言えるのですが、
そこは住んでみて自分のニーズに気付くことも多くある為、何とも言えないところですね。

見積は「最低価格」だと思っておく

当方も、当初見積より2割程度、工事費用が膨らんでいるので(主には残土処理が予想よりも増えた為)工務店の見積もりは最低価格として受け取った方が良いでしょう。

具体的な仕上がりイメージを持てるとなお可

インターロッキング仕上がりについては、カタログにサンプル写真は載っているものの、自宅のものではない為に、実際に仕上がるまで正直イメージが沸きませんでした。
もし近所に施工の理想があれば、あらかじめ写真を撮るなどして、工務店とより具体的に相談できた方が良いでしょう。

外構やるなら相見積もりは必須

ここが最も強調したいポイントですが、工務店によって施工方法も様々なので、数件の相見積の取得はマストだと思います。

最近は、ネット経由でも外構の相談ができるサービスが幾つかあるので、
ネット窓口にて申し込むと契約のある地元の工務店が来てくれて、施工内容の確認と見積を作成してくれます。
なので、職人と直接会話しながら相談することができるのでより安心です。

(注:残念ながら現在ハウシアでは上記のようなネット経由での、窓口および相談対応は実施しておりません)

建売りにお住いの方で、自宅の玄関や庭回りを「もう少し何とかできないか?」と感じている皆さんも多いのではないでしょうか?

1週間程度施工期間があった為、工事中ご近所さんも興味深々で、覗きにきていましたが、みなさんも外構工事には関心あるものの、「どこに相談したら良いかわからないし、なかなか踏み出せない」といった声もありました。

何十年と利用する家であり、せっかくお金をかけるのだから、満足な施工を実施したいものです。

本ぶっちゃけレポートが外構工事検討の参考になれば幸いです。

PS
広々と自転車置けてます。
将来は土地活用の一環として自動販売機設置も視野に入れたい(嘘)